最近では、会社内でもライププランやマネープランなどの講座が開催されることが多く、お金や資産運用について関心が高くなってきたと思います。その中で投資に関してのリスク説明は必ずといってありますが、貯金についてのリスク説明を聞いたことはわたくし自身、記憶にないです。また、まだまだ日本人の多くは銀行貯金神話を持っている方いらっしゃる中で、貯金に潜むリスクについて紹介し、マネーリテラシーを上げてもらえるきっかけとなればと思い、本記事を書くことといたしました。
貯金のメリット
・元本割れ(1000万円以内)しないこと
・使いたいときにすぐ使える
・お金自体の保証(盗まれたり、焼失など紛失を防げる)
貯金のデメリット
・利息が低いため、増えない
・金融機関や日時によって、ATM手数料が発生する
貯金のリスク
・インフレ時における価値下落
・円安時における価値下落
・日本がデフォルト時、1000万円以内とその利子分しか保証されない
知っておきたいこと
貯金することで、数字上では、減ることはなく利息で少しづつ増えていくため、一見して安全と考えてしまいがちです。しかしながら、上記リスク時には数字には表れない、価値下落というものが発生し、それを見落としてしまっていることは問題です。
例として、現在10000円を貯金していて、ある物が10000円で購入可能。
しかし5年後、10%インフレで物価上昇により、ある物が11000円となっている。5年前買えてたものがインフレで同じ値段で買えなくなってしまう。貯金の10000円自体数字には変化はないが、貯金だけしていたことで、インフレについていけず、同時に貯金により実質10000円の価値が下がったことを意味します。
日本政府もインフレ率2%を掲げており、将来的には銀行に預けるだけでは、お金の価値が下がることになります。
最後に
わたくし自身の以前はインフレや円安時の日本円価値下落することまで、考えたことはありませんでしたし、株やお金に関する勉強をするまでは知る由もありませんでした。こういったことは義務教育で教えてももらうこともないため、知らなければ損するばかりです。この記事を読んでいただいて少しでもみなさんへご参考になれば幸いです。
また今回は銀行貯金のリスクについてのみ紹介となります。では、どうしたらいいかの解決策については、また別の記事でご紹介を予定しておりますので、お待ちくださいませ。
本日は最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また次回の記事をお楽しみください。
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