年初来からのS&P500のパフォーマンスは-11.79%であり、NASDAQに関しては-17.90%(共に2022年3月11日終値)となっております。Twitterとかでは、NISA(積立NISA）を売ったほうがいい、株を買わなかったらよかったなどネタか本気なのかのツィートも見たりもして、今年から投資を始めた方には厳しい相場になってるかと思います。しかし、初心者にそうかも知れませんが、ある程度投資歴のある方々にとっては、今は逆に買場と考え、黙々と積立をされているかと思います。そこで、今回は投資初心者には朗報なデータをご紹介し、投資に関して悲観的になることなく続けていただきたいと考えております。
過去のデータでは、1年後の勝率は81%
Bloombergで興味深い記事を見つけました。過去のデータより1960年以降S&P500において、10%下落した日S&P500購入した場合、1年後の81%の確率で利益がでている。その平均リターンが約12%であるとのことです。
＊引用先
Stock Market Bottom Slipping Away After 13 Years of Dip-Buying (bloombergquint.com)
10%下がった25日目に買った場合
また、ダグ・ラムジーさんという方はS&P500が10％下落した25日以降に購入した場合は、もう少しリターンがいいことをデータ上で示しております。1年後の平均リターンは14.5%で10%下落した翌日に購入するより、2.5％ほどリターンが上昇しております。
最後に
まず、今回紹介したものはあくまで、過去のデータであり将来がどうなるかはわかりませんので、事前にご了承ください。
しかしながら、過去のS&P500のチャートを見ても、将来絶対とは限りませんが、過去下落した分は世界が成長し続ける限り株価は必ず戻してきていづれ最高値を更新しております。よって、初心者の方は短期的に考えるのではなく、長期的な戦略で腰を据えてこの場を乗り越えていただければと思います。ここを乗り越えるとひとつ大きい経験値となり、今後同じような相場が来た場合、冷静に対処できると考えます。
本日は最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また次回の記事をお楽しみください。
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