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【年金が減るのか?】ロシアデフォルト危機について

投資

昨年2021年では、恒大集団(エバーグランデ)がデフォルトと騒がれました。しかしいつの間にかその話題は報道から消えてしまい、現状どうなったか知る由もありません。北京オリンピックまではデフォルト回避し、その後との噂もありましたが、本当どうなったのでしょうかね。さて、現在の話題のピークは利上げやQT、ロシアのウクライナ侵攻でもなく、ロシアデフォルトが今ホットになってきております。そこで、現在の状況について、ネットの記事など集めたものを紹介していきます。

ロシアは危機的状況

ロシアのウクライナ侵攻により、通貨ルーブルは暴落、国債はジャンク級(投機的格付け) に格下げされました。また、ロシアのドル建て国債2本の合計1億1700万ドル(約138億円)の利払い期日が3月16日に到来します。

ロシア、デフォルト連鎖17兆円悪夢-16日利払い不能なら重大局面 – Bloomberg

また、格付け会社フィッチ・レーティングスは3月15日、ロシアが3月16日に支払期日が到来するドル建てソブリン・ユーロ債の利払いをドルでなく、ルーブルで行う場合、30日の猶予期間の経過後は、ソブリン債のデフォルト(債務不履行)になるとの見解を明らかにした。

ロシアがルーブルで払えばデフォルト、30日猶予期間後-フィッチ – Bloomberg

フィッチの国債格付け

フィッチは、ロシアの長期外貨建て発行体デフォルト格付け (IDR)を「B」から「C」に6段階引き下げたと8日に発表しました。

参考に日本は2021年時点では「A]となっております。ロシアの状況がいかに危ないか見てわかるかと思います。

国債デフォルトの影響

日本ですがGPIF(年金機構)はロシア関連で2200億円でそのうちロシア国債は280億円(2021年3月時点)とのことです。

GPIF、ロシア関連資産は約2200億円 21年3月末時点: 日本経済新聞 (nikkei.com)
GPIF、ロシア国債280億円  | 沖縄タイムス紙面掲載記事 | 沖縄タイムス+プラス (okinawatimes.co.jp)

よって、現在のニュース等で言われている影響は、保有する金融機関や投資家が損失を被ると想定されます。また、専門家の間では世界の国債マーケットにおける規模はそれほど大きくないことから、金融システムへの影響は限定的だという見方が大きいとされております。しかし少しばかりですが、我々の年金の一部も損失を受けることになりそうです。GPIFの運用額は199兆2518億円(2021年度第三四半期現在)で、ロシア国債は280億円(約0.014%)分であるため、額は大きいですが割合的今すぐ年金問題に発展するものになるとはならないと思います。

最後に

上記に関して、ネットの記事などにある専門家や有識者の見解ですが、実際に何が起こるかはわかりません。デフォルトに関してもならないことがいいですが、万が一なってしまった場合、想定外の影響を受ける可能性もあります。よって、今できることは小まめに情報を収集し、何かあった場合に備えることが大事です。

本日は最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また次回の記事をお楽しみください。

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