生成AIの急速な普及に伴い、世界中でデータセンターの建設ラッシュが続いています。この動きが思わぬ形で追い風となっているのが、フジクラと古川電工といった日本の電線メーカーです。今回は、両社の株価上昇がAI関連投資と本当に関係しているのかを、最新の情報から分かりやすく整理します。
フジクラ:光ファイバーの主役
フジクラは、ここ数年で最も注目を集めた電線メーカーです。特に2024〜2025年にかけて、株価が1年で6倍、2020年から比較すると約80倍で話題となりました。背景にあるのは、生成AIの普及に伴うデータセンター向け光ファイバー需要の爆発的増加です。フジクラはもともと光ファイバーと融着接続機で世界有数のシェアを持つ企業ですが、業界分析でも売上の46%が情報通信事業とされ、電線メーカーの中でも最もAIインフラと関わりの深い企業と位置づけられています。
さらに、海外需要の伸びを背景に事業の利益率が改善し、投資家からは従来の電線メーカーではなく、AIインフラ関連の成長企業として再評価されつつあります。要するにフジクラは、AIの普及、データセンター増加、光ファイバー需要急増、フジクラの業績拡大という最も分かりやすい恩恵を受けている企業と言えます。
古川電工:決算改善とAI需要
古川電工もデータセンター向けの光ファイバーや通信部材を扱っており、AIの進展がプラスに働いています。特に2026年2月には、経常利益をプラス25%上方修正、当期利益はプラス61.9%と急増で配当も120円から160円へ増額という強烈なサプライズ決算を発表し、株価がわずか2日間でプラス48.3%に跳ね上がりました。同時期に同社の情報通信ソリューション事業がデータセンター関連製品の需要拡大で増収増益となっており、AI投資の恩恵が明確に確認されています。
フジクラほどAI依存度が高いわけではないものの、
・業績の急回復
・AI需要拡大による通信事業の上振れ
という二つの波を同時に受けたことで、市場の評価が一段と高まっています。
AIとの関連性
AIを動かすためには、膨大なデータを高速・大量に送り続ける光ファイバーが欠かせません。このシンプルな事実が、電線メーカーに追い風を生みました。しかし同じ電線メーカーでも、AIとの関連性には違いがあります。
フジクラは情報通信比率が最も高く、光ファイバーがGAFAM向け、一方で古川電工はデータセンター向け通信部材が好調となります。
最後に
フジクラと古川電工は、どちらも生成AIの普及によるデータセンター投資拡大という大きな潮流の中で、確かな追い風を受けています。フジクラはAI成長の中核インフラとして最も直接的な恩恵を獲得し、古川電工は決算改善に加え、AI関連需要が成長ストーリーを後押し、AI向け設備投資は今後も世界的に続く見込みであると考えます。
本日は最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また次回の記事をお楽しみください。
にほんブログ村と人気ブログランキングに参加してます。
モチベーションアップにつながりますので、クリックいただけると嬉しいです。


FC2 Blog Ranking

当ブログの管理人が投資の勉強のために読んだ本は以下になります。投資初心者の方はとても勉強になりますので、ご参考ください↓↓



