9/12~9/16間の米国の主要指数、経済指標等を中心に解説していきます。
主要指数
9/12~9/16の1週間のパフォーマンスです。今週は全体的に4-5%の大きな下落となりました。先週上げた分はそのまま戻った感じになっております。
9/12~9/16の主な経済指標
9/12~9/16の1週間の主な経済指標は以下です。なんといってもCPI(消費者物価指数)の発表で市場予想を少しですが上回りました。インフレは依然高止まりの傾向であることがわかります。その影響で、アメリカ市場は連日の下落となりました。
・CPI (消費者物価指数)
→結果8.3%(予想8.1%)
・フィラデルフィア連銀 業況指数
→結果-9.9(予想2.8)
また、参考にアメリカの住宅ローン金利が6%になったとのニュースがありました。以前記事に書きましたローン高による住宅購入買い渋りが今後の続くのではと推測します。
米国の住宅ローン金利が2008年以来初めて6%を上回った – BNNブルームバーグ (bnnbloomberg.ca)
利上げが加速するかも
9/20~21 FOMC (連邦公開市場委員会、アメリカの金融政策会合)があります。コンセンサスでは0.75%利上げが示唆有力でしたが、CPIの結果より1.0%になる可能性もあると言われております。
よって、2022年当初の0.25~0.5が規定路線だったと思いますが、利上げが急速に加速することが株価への懸念および企業に資金繰りの不安材料になりかねません。
最後に
インフレを抑えるために利上げを行い、その影響で2023年はリセッション(景気後退)が囁かれています。そうなると当然株価も下落する可能性が大であります。アメリカが利上げして、日本が追随できればいいのですが、日本は依然緊急緩和継続であり、その結果円安となっております。円安となることで輸入品の値段があがり、10月からは各企業での食品等の値上げ(値段据え置きでの容量減)など始まります。これだけの情報を鑑みると、2023年とは言わず、すでにリセッションに突入しているのではとわたくしは感じます。
本日は最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また次回の記事をお楽しみください。
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