最近の投資ブームで米国株に投資されている方も多いかと思います。しかしながら、今年は年始から個別株、指数とともに一部セクター(エネルギー)以外では低調なパフォーマンスとなっております。そこで、現状の状況について簡単に解説していきます。
各指数とも低調
6/24終値時点での年初来からパフォーマンスは以下図の通りになります。
NYダウ:-13.31%
S&P500:-17.93%
NASDAQ:-25.81%
参考に日本の指数も見てみますが、各指数ともの-10%以下で各米国指数ほどではありませんが、年初来からマイナスが続いております。
低調な理由は
低調な理由は様々あります。一番の要因は米国のCPI(消費者物価指数)の上昇になると考えます。
消費者物価指数が高いイコールインフレの状況であるため、FRBとしてはインフレを抑えたく利上げを行っております。
それにより債券の金利があがったことで、株式を持つより債券を持ったほうが安定感があるため、株式が売られている状況でした。
その他の要因についてはロシア・ウクライナ戦争による原油高や資源引き締めなど今年は様々な外的要因が重なっている年になります。そういった複合的要因により、上がる理由はない相場になっていると考えます。
下期からは少しは盛り返すと想定
インフレに関してはTwitterやネットなどでピークアウトしたと言われております。そのためCPIが横ばいもしくは下がっていくようでしたら、株価は回復すると考えます。よって次のCPIは7月13日(米国時間)ですので、ここはひとつ注目になります。しかし、戦争や原油高は終息が見えない状況です。不透明感は相場が嫌いますので、一時的に回復したからといって油断してはいけませんので、ご注意ください。
最後に
今年から投資を始めた方々にとっては厳しい相場でありますが、その反面ドルコスト平均法での積み立てで購入している場合非常にいい買場にあたります。よって、狼狽売りとならないように投資戦略をこのタイミングで見直したりするいいきっかけと考えます。
本日は最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また次回の記事をお楽しみください。
にほんブログ村と人気ブログランキングに参加してます。
モチベーションアップにつながりますので、覗いていただけると嬉しいです。
当ブログの管理人が投資の勉強のために読んだ本は以下になります。投資初心者の方はとても勉強になりますので、ご参考ください↓↓