有事の金と言われ、金価格は株やドルの値動きと逆相関することが多いです。ロシアのウクライナ侵攻により、株式市場が下落と共に金の価格も上昇しております。今回その金について、ご紹介していきます。
ゴールド(金)とは
金はそのもの自体に価値がある実物資産として、発見されてから約6000年の間、その価値を一度も失ったことがない唯一の存在です。
ゴールド(金)資産のメリット
メリットは大きくは２つあり、一つ目は鉱物なので存在量に限りがあります。2021年時点で25万トンが総量と言われております。また、2つ目は世界で価値が共通です。
ゴールド(金)の価格(各年の最高値ベース)
年の最高値ベースで値を見てみます。年によって、価値が上下しますが、価値は少しずつ着実に上昇していることがわかります。
＊田中貴金属さんのHPより抜粋
こちらは、明治初期～金輸入自由化前の金価格になります。
＊田中貴金属さんのHPより抜粋
安全資産として
わたくし自身個人的意見ですが、安全資産として、少しポートフォリオに組み込むことはアリと考えます。さて、どのようにして金資産を持つかというと以下大きく２つになります。
直接投資(現物)：ゴールドバー・金貨
間接投資(株式)：純金積立、金ETF、投資信託
わたくし自身につきましても、投資信託の「日興－グローバル５．５倍バランスファンド（１年決算型）」で金に間接投資を行っております。
日興－グローバル５．５倍バランスファンドはレバレッジ5.5倍相当のバランスファンドであり、その比率は株式100％、REIT25%、債券400%、金25%の運用となっております。
こちらに関してはまた別途”我が家の所持銘柄を紐解く”の記事で細かく紹介したいと思いますので、お待ちくださいませ。
最後に
有事の金、安全資産の金と言われておりますが、過去からの値動きを見ると金を持つだけで長期的に十分なリターンを得ることができると思います。また、株式との逆相関ということで、今みたいな相場不安定な時ある意味精神安定的な立ち位置で所持するものアリと考えます。まだゴールド(金)に投資されていない方はこの記事を参考に頂き、ポートフォリオに組み込むことをご検討いただければ幸いです。
本日は最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また次回の記事をお楽しみください。
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