Global X Japan社より、新NISAに関する調査結果の発表がありました。
調査は、2024年9月18日〜9月19日の期間、新NISAを活用している投資初級者・中級者・上級者である20代〜60代男女332人を対象にインターネットにて実施したものとのことです。
個人的にはこの調査結果は興味深いものでしたので、本ブログでもご紹介していきます。
リンク先:https://news.biglobe.ne.jp/trend/1014/mnn_241014_1098588132.html
調査の精度
332人を対象となって、少ないのではと感じられる方も多いかと思います。数学、統計学のお話になってしまいますが、1億人でも385人分のデータを集めれば誤差率5%、信頼度95%で結果が得られる可能性が高いです。よって、今回の332人は調査の精度に問題ない数字と言えます。
初心者と中級者での違い
「つみたて投資枠」と「成長投資枠」のどちらを主に活用しているかと尋ねると、
初心者:「つみたて投資枠」(50.5%)、
中級者:「成長投資枠」(48.2%)
上級者:「つみたて投資枠」(40.5%)と「成長投資枠」(38.7%)
となっており、初心者はつみたて投資枠、中・上級者は成長投資枠を利用している傾向である。 初心者は旧つみたてNISAを意識し、中・上級者は旧NISA枠を意識した投資戦略であると思われます。また、中・上級者は投資信託以外の個別株やETFなどの購入された層が、利用されていると考えます。
1年での新NISA枠の利用
調査時点で「つみたて投資枠」「成長投資枠」のそれぞれに満額投資していない人の投資計画については、上級者の約6割(つみたて投資枠:61.7%、成長投資枠:59.1%)が各投資枠を使い切る予定だと回答でした。すでに満額投資済みの回答と合計すると、約7割が「使い切る」との結果でした。一方、投資初心者の回答をみると、投資枠を使い切る人は各2割程度(つみたて投資:22.1%、成長投資枠:18.8%)とのことです。
最後に
あくまで投資は個人の資産形成であり、他人との戦いではありませんが、資産開始が早ければ早いほど、入金額が多ければ多いほど少しづつ差が出てきて、将来的、長期的に見れば大きな差が広がります。初心者の方が、経験と資産形成を大きくすることで中・上級者へ早く近づくと考えます。
本日は最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また次回の記事をお楽しみください。
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