【年1回のジャクソンホール会議】2024/8/19から8/23の米国株について

2024/8/19から8/23の米国の主要指数、経済指標等を中心に解説していきます。

主要指数

2024/8/19から8/23の1週間のパフォーマンスです。全体を通して上昇となりました。

2024/8/19から8/23の1週間の主な経済指標です。今週は大きな指標の発表はありませんでした。よって、新規失業保険申請件数を紹介いたします。結果は予想を上回りました。

新規失業保険申請件数：23.2万人(予想：23.0万人)

8月22日～23日に米ワイオミング州ジャクソンホールで開かれた毎年恒例の国際経済シンポジウム（ジャクソンホール会議）がありました。

今回の大きなポイントは、パウエル議長が９月17日、18日のFOMCで利下げを示唆しました。9月利下げ開始の根拠について、6月のPCE（個人消費支出）価格指数が前年比2.5％上昇となることFRBの物価目標である2％に近づいていることなどを挙げていました。

また、雇用市場は落ち着いているとの認識を示し、雇用市場の冷え込みが、インフレの上ブレリスクを低下させると言及しました。また、8月雇用統計で失業率がさらに上昇した場合、０0.5ポイントの大幅利下げが検討される可能性があるとのことです。

市場は利下げを織り込んでいるため、株価にはそこまで影響はありませんでした。しかしながら、利下げとなると、今後グロース株に資金が集まってくるのではと考えます。

このままいくと利下げになるかと思います。本日8月26日の日本株において、グロース250指数が約4.8％プラスで終えました、アメリカ株においてもグロース株へ資金が流れ、相場感が変わるのではと想定しています。

本日は最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また次回の記事をお楽しみください。

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