みなさんは、株が100%確実に儲かるなんて思ってもいないでしょう。しかし確実に勝てるのであれば、やってみたいと思うのは誰でも当然です。過去10年の中である特定日で必ず勝てる日があったらどうしますか？S&P500で興味深いデータを見つけましたので、ご紹介いたします。
アノマリーとは
アノマリーとは、理論的根拠はないが、よく当たる相場での経験則のことを言います。格言として伝えられているものが数多くあります。一般的には、いわゆる法則や理論から合理的な説明ができない現象をアノマリー呼びます。
みなさん、アノマリーは信じてますか？わたくしは半分信じているというか、参考程度にしております。例えば、有名どころで行きますと、5月のセルインメイ、8月は夏枯れ相場などネットで調べるとあれやこれやと出てきます。確かに過去のデータを見てみると、当てはまるものが多く、それなりに信憑性はあるかと思います。短期戦略の方であれば、こういったデータを参考に売買して少しの利ザヤで利益の上げるのもひとつのいい手段と考えております。
2012年から毎年9/11のS&P500
各年の9/11のS&P500の終値と前日比のデータとなります。
2015,2016年は休場日ですが、それ以外はすべてプラスとなっております。
毎年前日比でプラスの理由
実のところ、前日比でプラスになる明確は理由はありません。
しかし、みなさんもご存じである、あの悲惨な出来事がありました9/11は、2011/9/11アメリカ同時多発テロの日であり、その日のS&P500はマイナスにさせないみたいな暗黙の了解なようなものが米国市場にあるみたいです。
わたくしは、昨年の同時期にTwitterかネットどちらか失念しましたが、この情報を見つけて知ることができました。
最後に
上記より、前日にS&P500のETF(VOOやSPXL)を仕込んで、翌日の2021/9/11の引けで売れば大儲けできるのでは！！
と思いましたでしょうか。しかし、しかし、残念ながら今年2021/9/11は土曜日であり、休場日であります。。。
正直なところ、この記事を書くかを迷いました。個人的所感として、同時多発テロの日に乗じて株価が上がるということを少々煽り気味に書いたことは倫理的にあまりよくないかも知れません。
しかし、いち一般投資家として、またこの記事を読んでいるほとんどの方も投資家であるかと思います。自分の資産を株式市場に投じてリスクを背負っていることはまぎれもない事実です。
わたくし自身、短期売買はほとんど行わないため、このようなアノマリーを知ったところで、基本は毎日積立投資するだけです。
本日は最後まで読んでいただきありがとうございました。
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