どうやって外国人の方の証券口座を作りましたか?何か注意する点などありますか?など少し質問を頂く機会がありました。今回はわたくしの妻(外国人)が口座開設するまでに行ったことや注意点を紹介していきます。
・外国人配偶者で証券口座開設を考えている方
SBI証券で開設しました
わたくしと同じSBI証券で口座開設を行いました。そして準備物は日本人(以下)と同じでした
・身分証明書(在留カード(配偶者ビザ)、保険証)
・マイナンバーカード
在留カードが日本人でいう免許証の代わりになります。ちなみにマイナンバーカードは日本に住んでいて住民登録していれば、取得対象になります。住民登録している市町村へ申請すれば、簡単に入手可能です。
準備物に関しては、外国人配偶者であればスムーズに用意することは可能と考えます。
ミドルネームには要注意
ミドルネーム、、、これは本当に大変でした。
日本人には馴染みがありませんし、各種申請時にも日本のフォーマットにはミドルネームの枠がないため、その都度確認が必要となります。よって、今回申請前にSBIへ連絡し、ミドルネームについて確認したところ、在留カードの表記に合わせる必要があるとのことで、ミドルネームを入れることになりました。ミドルネームの入れる位置は名前の後で「氏、名、ミドルネーム」という書き方になります。
*うちの妻の在留カードの表記は氏、名、ミドルネームの順になってます。パスポートはミドルネームは氏と名と間にあります
しかし、各種申請や作成に関して、ミドルネームあり、なしがあります。
例えば、パスポートやクレジットカードなどにはミドルネームがついております。一方、保険証にはミドルネームはついておりません。
よって、提出物によっては、名前不一致の事象に陥る場合があります。
一番苦労したこと
名前の記載表記です。これも各種申請物によって、記載方法が異なります。
よくあるケースでは漢字(フリガナ)が一般的な申請フォーマットです。ここで漢字部分に英語表記で氏名を書くケースとカタカナ表記で書くケースがあります。
これで失敗したのが、SBI証券と銀行口座の紐づけです。紐づけする申請書の漢字部分どっちを記載していたかを失念し、名前不一致で差し戻しされるケースがありました。何度も差戻しされるのも嫌でしたので、銀行の窓口へ行き、登録名称を確認しました。結果的に漢字部分に英語表記、フリガナ部分にカタカナを記入が正解でした。
最後に
外国人配偶者のいらっしゃる方は各種申請系で色々苦労されたかと思います。よって、やったほうがいいのは申請前にミドルネームと表記方法(カタカナor英語表記)各社へ確認することをおススメします。自身で大丈夫だろうと思いこんで書類を提出し、差戻しがあった場合、通常より時間を要することになります。
無事申請し、受理されれば後は普通問題なく利用することができます。
本日は最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
外国人配偶者がいらっしゃる方で何かご質問などございましたら、お問い合わせフォームもしくはtwitterよりご連絡くださいますと応対させて頂きます。
また、わたくしと妻の2021年NISA口座の運用途中経過もご覧いただければと思います。
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