前日バフェット氏がS&P500を全売却したと騒がれました。S&P500全売却をいうキーワードにインパクトがあり、実際のところ詳細はどうなのかが気にあり、個人的に調べてみました。
売却したS&P500
バフェット氏が売却したS&P500は以下になります。

*Xより引用
実はポートフォリオの0.02%しかS&P500を保有しておりませんでした。そのためバフェット氏、バークシャーハサウェイ社が保有していたものがどれだけ株式市場に影響を及ぼすがと言われると、そこまで影響はないものと考えます。
その一方で、バフェット氏の妻への遺言で、バフェット氏は過去の手紙の中で投資のプロではない方に対してS&P500を推奨しており、妻に対して「遺産の90%をS&P500に投資するように」と残していることは、とても有名でみなさんもご存じだと思います。
バフェット氏の現金比率と世界情勢
バフェット氏の過去の現金比率と世界情勢について紹介します。

*Xより引用
現在約30%前後であり、40%台の現金保有率になると、高いと言われています。元気保有率が高くなった後に、過去大きな暴落が発生のケースもありますが、バフェット氏が現金保有率が高くなったイコール暴落の危険があるということはではありませんので、しっかりとご自身で判断するのが大事と考えます。
所感
あくまで今回売却されたS&P500はバークシャーハサウェイ社が保有していたものであり、それを現金化しました。バフェット氏の投資戦略はいわゆる「バリュー株投資」「成長株投資」が基本です。企業本来の価値と比較して株価が低水準にあり、中長期的に成長が見込まれる企業が選ばれています。
あくまで個人的にですが、バークシャーハサウェイ社として、様々な情報を鑑みて、S&P500の株価が高水準と考えていて、売却に至ったものと考えます。現金化した資金で上記戦略に合った株式を購入する計画があるのではと考えます。
よって、Xなどでは騒がれましたが、あくまでバークシャーハサウェイ社としてのプロの判断であるということまた持ち株比率から考えて、そこまで悲観することではないと考えます。
個人投資家やそこまで株式に詳しくない方は、中長期的に成長が見込まれることや企業の入れ替わりが常にあるS&P500を保有し続けることは、わたくし自身最適解のひとつであると考えています。
本日は最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また次回の記事をお楽しみください。


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