2023/3/6~3/10間の米国の主要指数、経済指標等を中心に解説していきます。
主要指数
3/6~3/10の1週間のパフォーマンスです。今週は全体的に大幅な下落となりました。ダウは年初来最安値を更新し、S&P500に関してはギリギリプラスに踏みとどまっている状況です。
3/6~3/10の主な経済指標
3/6~3/10の1週間の主な経済指標です。今週は雇用統計PMIとISMの発表でした。失業率と平均時給はほぼコンセンサスを通りの結果となりました。しかし雇用者数は予想を大きく上回りました。
雇用者数:31.1万人(予想:20.7万人)
失業率:3.6%(予想:3.4%)
平均時給:4.6%(予想:4.7%)
突然のSVB破綻ニュース
木曜、金曜と突然SVB破綻のニュースがでてきました。SVBはシリコンバレー銀行でカリフォルニア州サンタクララに本拠を置く銀行です。シリコンバレーのハイテク新興企業が主な顧客となります。アメリカ内では16番目に規模が大きな銀行です。日本で言うと、千葉銀行などと同規模と言われております。
一部の企業では預金を引き出せない事態となり、その結果、世界中で大きな株価下落となりました。またSVBはFDIC(米連邦預金保険公社)の管理下に入りました。しかし、週末でガラッと動きがあり、FRB、FDICが連携し、破綻した米銀SVBの預金が完全に保護されるとの発表がありました。
その結果、先物は上昇しておりますが今後他の銀行などに波及するのか、まだまだ予断が許されない状況です。
最後に
ここにきて、金利上昇での影響が表面化されてきました。しかしインフレがまだ収まっていない状況で火曜日のFOMCで利上げが継続されるのか、はたまた利下げとなるのか注目です。その結果で株価にも大きな影響があると想定します。
本日は最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また次回の記事をお楽しみください。
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