8/8～8/12の間の米国の主要指数、要因等を中心に解説していきます。
主要指数
8/8～8/12の1週間のパフォーマンスを見てみます。全体的に上昇となりました。VIXが20を切ったのは4月以来です。また、S&P500やNASDAQの年初来からのパフォーマンスも回復してきました。円換算すると年初来プラスになりますね。
8/8～8/12の主な出来事
8/8～8/12の1週間の主な出来事は以下です。一番のメインはCPI(消費者物価指数)でした。結果は予想を下回ったことでインフレ底打ち感がでてきて、株価上昇のきっかけになった、リスクオン相場へなってきたと考えます。
・CPI(消費者物価指数)7月結果
→結果：総合8.5%(予想8.7%)
→結果：コア5.9%(予想6.1％)
・新規失業保険申請件数
→結果：26.2万件(予想26.3万件)
・7月生産者物価指数 (前年比)
→結果：9.8%(予想10.4%)
S&P500が半値戻し
S&P500が底値から50%回復したことで相場が上昇傾向であることと後今回のケースでは4232の水準をうわまった場合、その水準を上回れば、いかなるベアマーケットも底値から50％戻した後にロウワーローを形成したケースはないという。ベアが過去のものになったという初期のシグナルになる＊Bloombergより引用
8/12にその水準を超えたことで、上昇相場になったのではと考えます。
最後に
相場は毎日の指標やなにかしらのアナウンスにより下落したり、上昇したりします。毎週の出来事で振り返ることで、どういった相場であったのか、市場はどういったことを織り込んでいて、織り込んでいないのか、何に対して敏感なのか少しづつですが、勉強になってきました。
本日は最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また次回の記事をお楽しみください。
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