株式投資を始めると、多くの人は「いつ買うか」「どの銘柄を買うか」に注目します。しかし、実は投資の成否を大きく左右するのは「いつ売るか」、つまり出口戦略が重要になります。
買うタイミングばかりに気を取られ、売るタイミングを見誤ると、せっかくの利益を逃したり、損失を膨らませてしまうこともあります。初心者でも分かりやすく、将来失敗しないための出口戦略を2回にわけて解説します。
出口戦略とは?
出口戦略とは、投資した株をいつどのように売るかをあらかじめ計画しておくことです。単に利益を確定させるだけでなく、損失を限定したり、資産配分を調整するための重要な戦略でもあります。含み益が出ているときだけでなく、含み損の際にも冷静に対応するための指針となるものです。
出口戦略がないとどうなる?
出口戦略がないと、以下のような失敗につながりやすいです。売り時を逃す:もっと上がるはずと期待して売らずにいると、株価が下がって損失になることがあります。
暴落に巻き込まれる:リーマンショックやコロナショックのような急激な下落時に、慌てて売却し損を拡大するケースも多いです。
税金や資産配分を考慮しない:利益確定のタイミングを考えずに売ると、税負担が増えたり、資産のバランスが崩れることもあります。
出口戦略を立てるメリット
計画的な出口戦略を持つことで、感情に左右されずに冷静に売買判断ができる、長期投資のプランが立てやすくなる税制優遇制度(NISAや特定口座など)を最大限活用できる、といったメリットがあります。感情的な判断で失敗するリスクを減らし、安定した資産形成を目指せます。
最後に
今回は出口戦略の基本と重要性について解説しました。次回は、具体的にどのような基準で株を売るべきかなど解説していく予定です。
本日は最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また次回の記事をお楽しみください。
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