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【円安ではお得】為替ヘッジorヘッジなしについて考える

投資

2022年4月現在では、1ドル122~123円程度で推移しております。2022年年初が1ドル115円程度だったことを考えると約7%ほど円安(7%ほど円の価値が下がっている)ことになります。ETFや投資信託などで見かけたことがあるかたもいらっしゃるかと思いますが、「為替ヘッジあり/なし」について初心者向けに解説を行っていきます。

為替ヘッジとは

為替ヘッジとは、為替変動の影響を避ける仕組みです。海外で例えますと、米国の株式や債券に投資する投資信託は、米ドル建ての外貨建て資産へ投資して運用収益を獲得することを目指しております。しかし、外貨建てでは高収益を獲得できたとしても、為替の変動(ドル安・円高)により、円建てに直した収益が目減りしてしまったり、悪い場合には損失が出てしまったりすることがあります。このような事態を避けるために、為替の先物契約などを利用して、為替の変動による損失を回避することを為替ヘッジと言います。

為替ヘッジなし

為替ヘッジなしとは、円安(外貨が円に対して上昇すること)となった場合は、為替益が得られます。その一方、円高(外貨が円に対して下落すること)になった場合には、為替差損が発生します。

簡単に例を挙げますと、ある日1ドル100円で翌日1ドルが101円になった場合、1%の価格基準の上昇となります。最近よくあるのがS&P500の指数は下落したが、円安のため投資信託の価格基準が上昇します。

為替ヘッジあり

他方、為替ヘッジありでは外国為替レートの変動の影響は基本受けません。よって、円安・円高になっても上記のように投資信託の価格基準は変わりません。その反面為替ヘッジするためのコストがかかりますことご留意ください。例として、レバナス(iFreeレバレッジ NASDAQ100)はヘッジありのため、現在の円安の恩恵を受けることが出来ておりません。

最後に

為替ヘッジあり/なしに関しては、株や債券、投資信託によって異なりますので、目論見書で必ず確認していただいたほうがいいと考えます。また、どちらがいいかについてはどちらもメリット・デメリットありますので、メリット・デメリットを理解したうえで、日本円資産だけでなく、ドルやユーロなどの外貨資産も合わせて持つことで、円安のリスクヘッジするという考え方を持ったほうがいいと個人的に考えます。

本日は最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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