前回AI投資の仕組みについて紹介しました。内容として、AIを活用して投資先の判断材料とするものでした。しかし、今回は実際のAI関連株の銘柄について、ご紹介していきます。
世界のAI覇権争い
GAFAM+NVIDIAの戦略比較となります。Microsoft:OpenAIとの提携で生成AIを企業向けに展開。CopilotをOfficeやAzureに統合し、業務効率化を加速します。
Google:GeminiシリーズでマルチモーダルAIを強化。動画生成「Veo」や検索連携で消費者市場も狙う。
Amazon:AWSでAI開発基盤を提供。低コスト・高性能のNovaシリーズでクラウド覇権を維持。
Meta:Llamaモデルをオープンソース化し、開発者コミュニティを囲い込み。広告最適化とメタバース戦略をAIで強化。
Apple:オンデバイスAI「Apple Intelligence」でプライバシー重視。ハードウェア連携で差別化。
NVIDIA:AI用GPU市場を独占。CUDAエコシステムでAI開発の基盤を支配。
AI市場は、クラウド、半導体、ソフトウェアの3領域で覇権争いが激化しています。キーポイントとして、クラウドvsオンデバイス、オープンvsクローズドの戦略差が今後の勝敗を分けるかもしれません。
新興勢力の台頭
米国のAI企業や中国勢だけでなく、新興勢力も急成長中です。キーポイントとして、米中AI競争とオープンソース戦略が市場構造となります。
OpenAI:ChatGPTで世界的ブランドを確立。次世代「エージェント型AI」で業務自動化を狙う。
Anthropic:Claudeシリーズで安全性重視。政府・金融向けAIに強み。
xAI:AGI研究に巨額投資。TeslaやXとの連携で独自エコシステムを構築。
中国勢(DeepSeek、Baidu、Alibaba):低コスト・高性能モデルでアジア市場を席巻。国家戦略としてAIを推進。
AI市場の未来
2025年の転換点と2026年の普及予測として、企業向けAIは単なる分析ツールから業務完遂エージェントへ進化、消費者向けAIは旅行手配、コード生成、動画編集など、日常生活に浸透し市場規模としては2026年にはAI関連市場が1兆ドル超に到達する予測されています。
ずいぶん前から言われていますが、人間とAIの役割分担が大きく変わるかもしれません。
最後に
投資家・企業が注目すべき視点として、覇権争いはクラウド+半導体+ソフトウェアであり、インフラ(NVIDIA、AMD、ASML)、クラウド(Microsoft、Amazon、Google)、アプリケーション(Palantir、Snowflake)の三層構造となります。現在のこのような銘柄が株価上昇を牽引していて、今後の続くのではと考えます。また別の記事で、他にAIに関する関連事業などをご紹介できればと思います。
本日は最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また次回の記事をお楽しみください。
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