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【長期投資に生かす】株の配当金のメリットとデメリット

投資

以前、日本の株式配当(配当金)について、紹介しました。

今回はもう少し深堀し初心者にも分かるメリットとデメリットを紹介します。

配当金のメリット

安定した収入源になる:
株価が上がらなくても、保有しているだけで配当金がもらえるため、安定的な収入源になります。特に長期保有していると、配当の積み重ねが大きな金額になることも。

下落相場でも心の支えになる:
株価が一時的に下がっても、配当金が入ってくることで心理的な安心感が得られます。長期投資家にとって、この安心感は意外と大きなメリットです。

再投資で資産が増える:
もらった配当金を再び株式や投資信託に投資すれば、複利効果で資産成長が加速します。これを「配当再投資」といい、資産形成の強力な武器になります。

老後資金や生活費の足しになる:
年金に加えて配当金が入る生活は、経済的な安心感を高めます。FIRE(経済的自立・早期リタイア)を目指す人にとっても、配当金は重要な収入源です。

配当金のデメリット

課税される:
国内株の配当金は、受け取る際に約20%の税金が差し引かれます。例えば1万円の配当金があっても、実際に手元に入るのは約8,000円です。

企業成長の妨げになる可能性:
企業が多くの配当を出すと、その分事業投資や研究開発に回す資金が減ることがあります。結果として長期的な成長力が弱まるケースもあります。

高配当銘柄の株価下落リスク:
配当が高い銘柄は魅力的ですが、業績悪化で無理に配当を維持している場合、株価の下落や減配のリスクがあります。

分散不足になるリスク:
配当を重視するあまり、高配当株に偏ると、特定の業種や銘柄に集中してしまい、リスクが高まります。

メリット・デメリットを踏まえた活用法

高配当株の活用として、以下4つあるかと思います。
・高配当株と成長株を組み合わせる
・配当再投資で複利効果を最大化する
・配当性向(利益のうち配当に回す割合)や業績推移も確認する
・長期視点で「配当+値上がり益」の両方を狙う

最後に

配当金は、投資家に安定収入と心理的な安心感をもたらす魅力的な仕組みです。しかし、税金や株価下落のリスクもあるため、配当だけに頼るのは危険です。長期的には、配当金と値上がり益をバランスよく取り入れる戦略が、資産形成の近道と言えるでしょう。

本日は最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また次回の記事をお楽しみください。

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