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【オルカンより良い?】eMAXIS Slim 先進国株式(オール先進国)

投資

三菱UFJ アセットマネジメント株式会社より、eMAXISSlim 先進国株式(含む日本)<オール先進国>(以下オール先進国)が、10月25日より販売開始されると発表がありました。

リンク:release_241009_1.pdf (mufg.jp)

この新しい投資信託に関して、個人的興味深いものでしたので、本ブログでどのような商品なのかとオルカンと比較した場合について、記事にしてみました。

投資信託の紹介

オール先進国は日本を含む先進国の株式市場の値動きに連動するものです。特に注目していただきたいのは、対象国・地域別構成比率です。

アメリカが約71.6%占めている点に注目です。他の先進国が軒並み6%以下の比率です。アメリカの構成について、目論見書内では明らかにされていませんが、S&P500と言うよりは、楽天全米株式インデックスファンドを71.6%購入するようなイメージに近いかもと想像しています。

為替ヘッジは無しのため、為替相場の変動の影響を受けます。

また、本日10月10日時点では、楽天証券、SBI証券、マネックス証券で購入可能とのことです。

信託報酬

年率0.09889%以内と公表されています。
他との比較は以下をご参照ください

オルカンとの比較

今回の一番のポイントは、オール先進国とオルカンでの以下違いについて比較しました。

アメリカの構成比率:
・オール先進国:71.6%
・オルカン:60.6%

信託報酬:
・オール先進国:0.09889%以内
・オルカン:0.05775%以内

オルカンの対象国・地域別構成比率より、新興国の比率は約10%です。オール先進国では、その10%分をアメリカに割り振られているように目論見書から読み取れます

新興国が不要であれば、買っても良い

あくまで個人的所感ですが、買っても良い商品だと考えます。全体イメージとして、S&P500はアメリカが100%対象ですが、一方でオルカンは全世界が対象です。

このオール先進国はその中間的な商品であり、アメリカだけではリスクがある、でも新興国は不要と考えている方へはちょうどいいバランスが取れていると考えます。

今後新興国がそこまで経済成長しないと思っている方や仮に新興国が経済成長したとしてもその恩恵は先進国も受けると考える方および引き続きアメリカが経済を牽引すると想定している方などは正直S&P500でいいかと思っています。

信託報酬がオルカンの2倍ですが、eMAXISSlim 米国株式(S&P500)の信託報酬(約0.09372%)とはほぼ差がありません。

1点だけ参考に、インドや中国、UAEなどは先進国では無く新興国扱いです。オイルマネーで潤うUAEやとてつもない速さで様々なソリューションを生み出す中国、特にインドは成長著しい国でありこのあたりをどう考えるかはポイントだと思います。

最後に

S&P500、オルカンおよびオール先進国すべてにおいて、アメリカの比率が高いこととそれ以外の比率でどの対象国・地域に投資したいか、どこが成長するかを個人的な好みや考え方次第で投資させてみてはいかがでしょうか。

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