株を安く購入し、利益を上げたいというのは皆さんの共通の考えだと思います。私もその一人です。新しいNISAについても議論がありましたが、年初から一括購入する方法や、ドルコスト平均法を用いる方法、そして株価が下落したタイミングで購入する方法などがあります
では、実際にどのタイミングで購入するのがいいのか、興味深い記事を見つけましたので、紹介していきます。
5つのパターン
ピーター(Peter)さん:2003年の初めに2,000ドルの投資。それ以降その年の終値の最低水準で投資し続ける。
アシュリー(Ashley)さん:毎年その年の最初の取引日に2,000ドルを市場に投資
マシュー(Matthew)さん:年間2,000ドルの割り当てを12等分し、毎月初めに投資(ドルコスト平均法)
ロージー(Rosie)さん:ピーターさんとは真逆で、その年の終値の最高水準で投資し続ける。
ラリー(Larry)さん:毎年現金投資。株式投資にまったく無し
引用先:Does Market Timing Work? | Charles Schwab
上記の想定結果
上記4名は2003年から2022年までのS&P500指数に年間2,000ドルを投資した結果が以下となります。
当然ながら、ピーター(Peter)さんは各年の最安値で購入した結果、資産が一番になります。しかし、注目すべきは他の3名の投資家の結果です。ロージー(Rosie)さんは最高値での購入を続けていますが、しっかりと含み益を上げることができています。一方、アシュリー(Ashley)さんとマシュー(Matthew)さんは、年初一括購入とドルコスト平均法を使っており、ほぼ同様のパフォーマンスを示しています
ドルコスト平均法が落としどころ
まず第一に、その年の最安値での購入タイミングを完璧に選ぶことは不可能です。また、運悪く最高値での購入を続けても、S&P500の過去20年間の平均リターンが約7.9%であることを考えると、十分にプラスになる可能性があります。
要するに、ドルコスト平均法を用いて積み立てることは、リスクを抑えつつ長期間投資することで、かなりのリターンを得る可能性が高いという結論に至ります。
最後に
私も株を始めた当初は、安く買いたいという欲求がありましたが、なかなかタイミングを見計らえず、結局上昇し続けている間に購入できないという苦い経験もあります。現在では、長期、積立(ドルコスト平均法)、バイアンドホールド最も成功率が高い戦略だと考えています。これらの戦略を今後も継続していくつもりです。
本日は最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また次回の記事をお楽しみください。
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