トランプ大統領は3月3日より中国からの輸入品に新たに10%の追加関税を課す大統領令に署名しました。それにより、対中国では、中国に対しての関税20%となりました。また、4日からメキシコとカナダからの輸入品に25%の関税を課す方針を改めて示しました。
それについて、本日は考察していきます。
追加関税の背景
追加関税となった背景として、以下大きな3つの理由があると言われています。
1. フェンタニルなどの違法薬物の流入阻止:
トランプ大統領は、メキシコや中国からの違法薬物、特に強力な鎮痛剤であるフェンタニルの米国への流入を阻止するための圧力手段として、関税を導入しました。
2. 不法移民問題への対応:
メキシコを経由して米国に入国する不法移民の増加に対処するため、メキシコ政府に対し、より厳格な移民管理を求める圧力として関税が利用されています。
3. 貿易不均衡の是正:
米国は、カナダやメキシコとの間の貿易不均衡を是正し、米国製造業の強化を図る目的で関税を導入しています。
上記は対象国に対し、米国での問題に対する具体的な対策を促す意図があります。自国ファーストと考えているアメリカとしては、当然の処置と考えます
関税による株式市場への影響
この関税措置により、企業業績、特に輸出関連企業での業績への悪影響が懸念されています。各国報復関税の可能性も示唆されており、それにより株式市場の不安定要因となっています。短期的には市場のボラティリティが高まる懸念により。3月3日、米国株は下落したと考えられます。
今後は?
まず関税の点についてですが、上記3つの米国での問題が解決や経済への影響や国際的な交渉次第では、減税の可能性あるのではと考えています。
また、株価について重複となりますが、短期的にはボラティリティ高まり、乱高下はあると考えます。しかし、トランプ大統領は特に株価は気にしていますので、何か対策を行うことで中長期的は安定すると考えます。
最後に
直近で一番気になった話題でしてので、今回記事とさせていただきました。短期的な影響と、中長期の不透明さはありますが、しっかりと情報を入手し、どういうことが起きているか把握することが大事と考えます。
本日は最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また次回の記事をお楽しみください。


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