【アメリカ国民の株売り】2025/3/3から3/7の米国株について

2025/3/3から3/7の米国の主要指数、経済指標等を中心に解説していきます。

主要指数

2025/3/3から3/7の1週間のパフォーマンスです。全体を通してマイナスで終えた1週間でした。

2025/3/3から3/7の1週間の主な経済指標です。今週は大きな指標の発表はありませんでした。よって、新規失業保険申請件数を紹介いたします。予想より約1.4万人上回る結果となりました。

新規失業保険申請件数：22.1万人(予想：23.5万人)

2月末から下落している米国株ですが、ついに年初来安値を更新しました。この下落している要因は大きく２つあると考えています。1つ目は、先日記事にしましたアメリカの関税発動による企業業績への悪影響が懸念されていることです。

2つ目は、アメリカ国民は全員が確定申告しなくてはなりません。確定申告の締切日（4月15日）となりますので、それに対して、損出しするために株を売っているケースです。

株安に加えて、円高傾向となっていることから投資信託の基準価額が下がっていて、含み益が削られている方も多いと思いますが、その一方で積立投資にはメリットがありますので、あくまで短期的に悲観する必要は無いかと考えます。

先日のNVIDIAの決算発表ですが、コンセンサスを上回る良い結果でした。半導体銘柄を中心に下落しているのは要因がある程度見えていることから、そこまで現時点で心配することはないかと考えます。

本日は最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また次回の記事をお楽しみください。

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