みずほリサーチ&テクノロジーズ社/みずほ銀行が今回のアメリカ大統領において、ハリス氏・トランプ氏が当選した場合の経済や政策などにどのような影響があるかをまとめたレポートが大統領選挙前に公表されていました。
今回は、そのレポートについて特にトランプ氏が当選した場合どのような内容なのかと特に株式関係でどのような予想・考察となっているか、ご紹介していきます。
引用先:https://www.mizuhobank.co.jp/corporate/industry/mra/pdf/vol030.pdf
経済的利益を追求
ハリス氏は米国の「公平性の維持」を目的に富裕層から低・中所得層への所得移転を促す分配政策でした。一方でトランプ氏は米国人の「経済的利益」を追求し、関税等で外国製品を排除し製造業者の生活の保護を図ること、他国製品を排除し、自国を有利に米国人の『経済的利益』を追求する政策と言われています。
インフレ再加速懸念
トランプ氏が当選し、閉鎖的な通商・移民政策を実施した場合、インフレ再燃でFRBは利下げ停止を求められるリスクがあると言われています。また、インフレが再加速した場合、FRBは25年半ばにも利下げを停止へになるのではと予想されています。
選挙後には円安のアノマリー
過去の大統領選をみると、不確実性の高まりで選挙実施前は、米国からの資本流出(ドル安/米株安)が生じる傾向になります。 一方、選挙実施後は不安感の払しょくで1~2カ月程度で元の水準に回帰になる。以上を踏まえると、日本にとっては選挙前は円高・株安、選挙後は円安・株高が起こりやすい環境になると予想していました。
これに関して、9月中旬までは円高傾向でしたが、アメリカ大統領選挙後は円安が止まらない状況です。アノマリーとはいえ、これは貴重な過去データであり情報ですみずほリサーチ&テクノロジーズ社/みずほ銀行の予想では、1ドル160円になる予想も出されています。
トランプ銘柄
トランプ銘柄は化石燃料、金融、 不動産等と言われています。
今後米国個別株の購入を考えている方は、上記参考にしてみてはいかがでしょうか
最後に
レポートが約100スライドあるため、すべてを読みきれていませんが、今回ブログを書くために数十ページ読みましたが、大変興味深い内容であり、かつとても勉強になりました。すべてを読み終えた後、また良い情報があれば本ブログで紹介していきます。
本日は最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また次回の記事をお楽しみください。
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