スポンサーリンク

【創業家企業の株価は強い?!】株式を選ぶときの面白い視点

投資

みなさん、株購入時どのようなポイントを見て購入を決断されていますでしょうか?

PER、PBR、配当利回り、配当金、優待など様々な観点や考え方、戦略などがあると思います。今回株式を購入する際、面白い側面があることをご紹介いたします。

4つを比較したデータ

以下は、創業家、生え抜き、外部、天下りの4つを比較した株式の上昇率のグラフとなります。

創業家と生え抜きは大きなプラスですが、その一方で外部と天下り大きなマイナスとなっています。

創業家や生え抜き企業が株価が高くなる要因

・経営の安定性・長期視点:創業家や生え抜き社員は、その会社への思い入れが強く、短期的な利益よりも「会社の将来」や「ブランド・信頼」を大事にする傾向があり、投資家にとっては安心材料になります。

・ガバナンスの信頼性:創業家が強く関与すると、「ワンマン経営」や「不透明な意思決定」などのリスクも指摘されますが、最近は社外取締役の導入などでガバナンスも強化されており、「覚悟を持っている創業家or 生え抜き」が信頼されるケースが増えています。

・社内の結束力・企業文化の強さ:生え抜きの経営陣が率いる会社は、社内の文化や価値観を理解し、それを土台に経営できます。また社員との信頼関係も築きやすく、モチベーションが高くなり組織の安定性・効率性が高い傾向があります。

・過去の成功事例が投資家に印象強い:たとえば:トヨタは創業家が会長職、経営と文化の両立を重視、ファーストリテイリング(ユニクロ)は柳井家の影響力強しなど、こうした会社は実際に業績・株価ともに高く評価されており、「創業家・生え抜き=強い」という連想が投資家の間で根付いています。

・「買収リスク」が低い:創業家が株をたくさん持っていたり、生え抜き主導の組織だと、外部からの敵対的買収がされにくいです。

外部・天下り企業が株価が低くなる要因

・長期視点の欠如・短期志向になりがち:外部から来た経営者は「任期中に成果を出さないといけない」というプレッシャーが強く、短期的な利益確保(研究開発や人材投資は後回し)やコストカットに偏る傾向があります。

・組織とのズレ・文化のミスマッチ:天下りや外部出身の社長が来ると、現場との文化的なギャップが起きがちです。意思決定が急に変わる、現場社員が冷める・モチベーション低下、実質的なリーダーシップが取れないなどあります。

・投資家からの信頼が弱い:外部から来た人は、どうしても「会社のことを本当に理解してるの?」と思われがちになります。特に「天下り」のように政治的・官僚的な背景があると、本当に成長させたいのか?それともポジション確保が目的なのか?と疑念を持たれやすいです。

・短命・交代リスクの高さ:外部社長は「成果が出なければすぐ交代」のプレッシャーが強く、任期も短くなりがちです。

・特定の「天下り=失敗」パターンが印象に残ってる:たとえば、過去に国営企業出身者や官僚がトップになって迷走した例などがあると、投資家の記憶にはそれが刷り込まれやすく、「外部=微妙」な印象になりやすいになっています。

最後に

わたくし自身も初めてこのデータを見たとき、面白い視点があることに関心したことと、また経営者がとても大事だということを改めて知ることができました。個人投資家として、今後個別株式を購入する際、この観点も参考にしようと決意しました。

本日は最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また次回の記事をお楽しみください。

にほんブログ村と人気ブログランキングに参加してます。
モチベーションアップにつながりますので、クリックいただけると嬉しいです。

にほんブログ村 株ブログ インデックス投資へ
FC2 Blog Ranking

当ブログの管理人が投資の勉強のために読んだ本は以下になります。投資初心者の方はとても勉強になりますので、ご参考ください↓↓


タイトルとURLをコピーしました