相互関税発動の影響で、4月7日が株価の底になりました投資信託でS&P500を購入されている方は円高の影響もあり、約20~25%ほどの下落を受け、資産がかなり減少したと思います。
しかし、関税の一時停止や緩和等で株価が徐々に回復傾向にあります。今回はこの下落について、ピークへの回復がどれくらいの期間を要するのか、過去のデータをご紹介し考察していきます。
過去の大きな下落
過去の有名な大きな下落の一覧です。
2022年:ロシアのウクライナ侵攻
2020年:コロナショック
2018年:米中貿易戦争ショック
2007年:リーマンショック
2000年:ITバブル崩壊
1987年:ブラックマンデー
1973年:オイルショック
数年から10年くらいに1回は大きな下落は起きています。
下落からの回復まで
上記に底から回復まで要した月数を追加します。
2022年:ロシアのウクライナ侵攻は底から回復まで約14ヶ月
2020年:コロナショックは底から回復まで約5ヶ月
2018年:米中貿易戦争ショックは底から回復まで約4ヶ月
2007年:リーマンショックは底から回復まで約53ヶ月
2000年:ITバブル崩壊は底から回復まで約55ヶ月
1987年:ブラックマンデーは底から回復まで約22ヶ月
1973年:オイルショックは底から回復まで約60ヶ月
過去は暴落から回復まで時間を要しています。
考察
最近株価の回復が早い傾向として、アルゴリズム取引によるものと推測しています。早く回復するのは良いことではありますが、逆に下落しているときに買い増しチャンスが減っています。
株は安い時に買って、高い時に売るのがセオリーです。
最後に
今回の関税での下落について、回復傾向ではありますが、元の水準に戻るまでは数か月要すると思います。これを買い増しするチャンスと捉え、長期投資という観点を持つことが大事と考えます。
本日は最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また次回の記事をお楽しみください。
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